from 1980
トップ
お知らせ
杉浦研究室
教室
連句の部屋
リンク集
杉浦研究室
著書
雑誌論文
2017年(平成29年)
2015年(平成27年)
2013年(平成25年)
2012年(平成24年)
2011年(平成23年)
2010年(平成22年)
2009年(平成21年)
2008年(平成20年)
2007年(平成19年)
2006年(平成18年)
2005年(平成17年)
2004年(平成16年)
2003年(平成15年)
2001年(平成13年)
2000年(平成12年)
1998年(平成10年)
1995年(平成7年)
1993年(平成5年)
1991年(平成3年)
1990年(平成2年)
1989年(昭和64年=平成元年)
1988年(昭和63年)
1987年(昭和62年)
1986年(昭和61年)
1984年(昭和59年)
1983年(昭和58年)
1982年(昭和57年)
1981年(昭和56年)
1980年(昭和55年)
1979年(昭和54年)
1978年(昭和53年)
1977年(昭和52年)
1978年(昭和53年)
「富嶽の詩神を思ふ」について
稿本近代文学1号1978年8月31日p21〜37
明治26年雑誌『文学界』初号に掲載された北村透谷のエッセイ「富嶽の詩神を思ふ」は、その世評の高さに透谷自身は落胆していたという。その理由を作品の綿密な読みを通して考察しようとした。その結果確かに本作にはその文体の勢いによって、論理の飛躍や不整合が見られるが、むしろその中に透谷の偽らざる内面が窺えること、また本作が『文選』の『歎逝賦』を大幅に踏まえていたことを指摘した。